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「誰にも言えなかったけれど、ポルノを見るのをやめられない。」親しい友人からそう打ち明けられたとき、何を言えばよいのでしょうか。驚きや戸惑いを覚え、自分に支えられるのかと不安になるかもしれません。
ポルノに悩む友人を支えるために、すべての答えを知っている必要はありません。まず大切なのは、真実を話せる関係を守りながら、神に立ち返る具体的な一歩を一緒に考えることです。この記事では、クリスチャンの友人としてできることと、引き受けるべきでない役割を整理します。
1.ポルノに悩む友人を支える最初の言葉
最初の返事で、問題をすぐに解決しようとしなくても大丈夫です。例えば、次のように伝えられます。
「話してくれてありがとう。簡単には言えなかったと思う。今、どんなことで困っているのか、話せる範囲で聞かせてもらえる?」
そして、途中で説教を始めずに聞きましょう。「どんな画像を見たのか」と詳しい性的な内容を尋ねる必要はありません。代わりに、いつ困ることが多いのか、生活や人間関係にどんな影響があるのか、すでに誰かに相談しているのかを確認できます。
一方で、「誰でもやっているから気にしないで」と片づけると、本人が真剣に向き合おうとしている問題を軽く扱ってしまいます。責め立てず、問題も小さく見せずに聞く姿勢が大切です。
2.柔和に関わり、自分も神の恵みを必要とする者だと覚える
ガラテヤ人への手紙6章1〜5節では、罪に陥った人に柔和に関わることと、支える側も自分を省みることが勧められています。これはポルノだけを扱った箇所ではありませんが、友人との関わりを考える大切な土台になります。
そのため、「自分ならそんなことはしない」という位置から話すのは避けましょう。支えるあなた自身も、神の恵みと他者の助けを必要としています。同時に、相手の選択を代わりに引き受けることはできません。
また、友人の告白を、自分の過去を長く語るきっかけにしないよう気をつけてください。必要な範囲で経験を分かち合うことはできますが、今は相手の話を聞く時間です。
3.秘密を守ることと、必要な助けにつなぐこと
信頼して話された内容を、本人の同意なく祈祷会やグループチャットで共有してはいけません。祈ってもらうためでも、誰の話か分かるような情報を広めないでください。
ただし、「何があっても絶対に誰にも話さない」と約束するのは避けましょう。虐待や、子どもを含む誰かへの危害が関わる場合には、安全を守るために適切な人や機関の助けが必要です。通常の相談でも、牧師などに一緒に話すことを本人と相談できます。
例えば、「あなたの話を勝手に広めるつもりはない。ただ、私だけでは十分に支えられないこともあるから、必要なときには誰に相談するか一緒に考えよう」と伝えられます。
4.ポルノに悩む友人を支える、具体的な約束
「何かあったら連絡して」で終わると、お互いにいつ、何を話せばよいか分からないことがあります。そこで、本人が望む支えを確認したうえで、実行できる小さな約束を決めましょう。
- 話す時間:例えば、週に一度、20分ほど近況を話す。
- 連絡の方法:誘惑を感じたときに送れる短い言葉を決める。
- 生活の工夫:本人が選んだ対策を一つ確認する。寝室の外でスマートフォンを充電する、夜の過ごし方を変えるなど。
- 話す内容:見たかどうかに加えて、困った場面、助けを求められた場面、次に変えたいことを振り返る。
さらに、すぐに返事ができない時間も伝えてください。あなたが常時対応できることを前提にせず、ほかに相談できる人も一緒に考えます。端末の利用状況を共有する場合も、本人の同意とプライバシーを尊重しましょう。
5.再び見てしまったとき、正直さを次の行動につなげる
「また見てしまった」と聞くと、失望することもあるでしょう。それでも、人格を否定する言葉や、皆に知らせるという脅しは、友人を支える方法ではありません。
まず、「話してくれてありがとう。このことを軽く扱わず、次に何を変えるか考えよう」と応答できます。そのうえで、決めていた対策はどうなっていたか、どの時点で助けを求められたかを落ち着いて確認します。
例えば、毎回深夜に一人でスマートフォンを使っているなら、「もっと頑張る」という約束に加えて、その時間の行動を見直す必要があります。ただし、変化が遅いことだけで、本人の信仰が偽物だと決めつけてはいけません。
大切なのは、謝罪の言葉だけを繰り返す関係にしないことです。正直に振り返り、本人が選び取る具体的な行動を一つ確かめましょう。
6.一緒に祈り、聖書を読み、必要な支援を求める
ヤコブの手紙5章13〜16節は、苦しみや病の中にある共同体での祈りと告白について語っています。したがって、この箇所を「告白すれば必ずすぐに問題がなくなる」という公式として使わないようにしましょう。
短い箇所を一緒に読み、神について何が分かるか、今日どのように応答できるかを話し合ってください。祈りの中では、赦しだけでなく、正直さ、知恵、誘惑の中で助けを求める勇気も願えます。
自分でやめようとしても行動を抑えられず、仕事や家庭生活などに支障が続いている場合には、牧師に加え、適切な資格と経験のある専門家への相談も勧めてください。友人だけで診断したり、治療の役割を引き受けたりする必要はありません。
7.書籍を、対話と実践を深めるために使う
私の著書『自由への道』の日本語版では、聖書の教え、自身の経験、日々の生活での実践について分かち合っています。友人が希望するなら、一緒に少しずつ読み、心に留まったことを話し合う方法もあります。
ただし、本の購入を支援の条件にしないでください。読むだけで変化が保証されるものでもなく、個別の牧会的なケアや必要な専門的支援の代わりになるものでもありません。本人にとって助けになるかを、落ち着いて確かめましょう。
また、当事者として最初の一歩を考えたい方には、ポルノに悩むクリスチャンに向けた記事もあります。こちらも日本語で読めます。
今日できること:次に話す時間を決める
友人を支えるために、立派な言葉をたくさん用意する必要はありません。話を聞き、本人が望む助けを確かめ、一緒に祈り、次に話す時間を決めてください。
「一人で抱え込まなくていい。私にできる範囲で一緒に歩みたい。今週、落ち着いて話せる時間を決めよう。」
あなたは友人の救い主ではありません。だからこそ、自分の限界を認めながら、キリストを指し示す友人でいられます。相手の尊厳を守り、真実を語り、必要な助けにつながる歩みを大切にしましょう。

I am a blogger, writer, pastor, Director of Zion Romania Bible School, husband to Olguta, a father and, most importantly, a child of God. I also completed my studies at the King’s University where I earned a B.A. in Theology with a concentration in Messianic Jewish Studies. I love Israel and I love the ‘Jewishness’ of the Bible.




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